いろいろ考えて薪ストーブ♪

三和総合設計

2014年12月13日 08:00


我が家に薪ストーブがやってきました。
この冬は、炎を見ながらの暮らしになりそうです。

我が家は、どちらかというと薪ストーブは、いらんやろーという住まい。
2階リビングで、お日様の恩恵をたっぷり受けられるし、12年前に建てた当時としては、そこそこ断熱性も気密性も考えたつもりの住まい(今ならもっとレベルアップできるんでしょうが)なので、真冬でも寒くて寒くて仕方が無いところはない。
リビングは、小屋組みが見える大空間?(たった12畳半ですが)にも関わらず、エアコンひとつで十分あったかい。
真冬の朝にも前夜のあったかさが残っているので、家事もすんなり始められます。

なのに・・・なぜ?
薪ストーブにあこがれがあったのはもちろんですが、一番の理由は・・・・
端材工房からでる端材をただ捨てるのではなく活用したい。
燃やしてエネルギーに変えたい。
そして、我が家を見学に来てくれた人に薪ストーブを実感してもらえたら・・・。

そんなことから、沸々と薪ストーブへの思いが募ってきたわけです。
建てる時にも、薪ストーブへのあこがれはありましたが、予算、規模、プランなどから却下。
将来も設置することはないということで、事前準備もなし。
この数年の間にも何度か設置しようかと考えるも能力やスペースを考えるとやっぱり無理だと断念してきました。

そんな住まいに設置しようとするのですから、ちと大変!

薪ストーブを置く空間としては、小さい空間なので、オーバースペックにならない小型の燃焼カロリーのものを選ぶ。
できるだけ安い費用で。
これだけでも結構ハードルが高い。

おまけに設置スペースはできるだけ小さく。
2階に設置するので、できるだけ重くないもの。
おまけのおまけにピザくらいは焼きたいなー。
などと贅沢な条件。

薪ストーブのプロにいろいろ相談にのってもらって、ドイツ製のこの薪ストーブにたどりつきました。
もっと安価なストーブ、安価な煙突にも心引かれた時もありましたが、そこにはやっぱり大きな問題があり、すっぱりあきらめました。
自然の木を燃やす・・・といっても燃やし方で空気を汚すのです。
ヨーロッパやアメリカでは規制されています。日本はまだ規制されていないようです。
環境を悪くなるようなことをしたら本末転倒。
安いものには安い理由があるということを改めて認識しました。

2階設置なので、搬入が大変だったし、
煙突の穴も、屋根断熱なので断熱欠損にならないように、屋根通気も塞がないように・・・・
工事もいろいろ大変だったかも。

無事設置されて、いろいろ丁寧にレクチャーしていただいて、炎を見ながらの暮らしが始まりました。





火をつけてから、いろんなところを放射温度計で測定。
フロアプレートを置かなくてもいい機種だったけど、心配で測ったストーブの真下の床は熱くない!
煙突の抜いたところの温度も低くなってない!
ガラス面は・・・煙突は・・・・いろいろ測って納得。
またいろいろ報告したいと思います。

最後に初火入れの瞬間。

やっぱりお初は、作業服の主人となりました。


人気ブログランキング参加中。
 ↑ の部分をポチッと押していただくだけでOKです。
    クリックお願いします。

新しいブログも開設しました。是非ご覧下さい。


三和総合設計は、Forward to 1985運動に賛同しています。



関連記事