本当にダメな人たち
世界的な経済の落ち込みで、日本経済も大変なことになっています。こんな時こそ、政治の力、行政の力が大切なのですが、政治家、官僚ともちゃんとした仕事をまったくしませんね。この経済の落ち込みを何とかするためには、一定の財政出動が必要になる。かといって、無駄なバラまきをすると将来取り返しのつかないことになる。ですからやることははっきりしている。無駄な事業をやめること。天下り機関への発注、無駄な道路建設などをやめること。そんなわかりやすいことでもそれを自分たちの保身のためできない官僚たち。今、自分たちを保身しても、近い将来、自分たちもたいへんなことに巻き込まれるのにちがいないのに。退職間近な官僚なら、自分の保身を考えることもあるかもしれませんが、官僚は若い人たちもたくさんいます。将来を考えて発言や行動することができない腐った組織になっているのでしょうね。同じことは政治の世界にもあります。麻生総理が無策であることははっきりしている。官僚をコントロールすることはできない。もちろん他の自民党の人たちでも無理でしょう。そんな中で、麻生総理に対して文句はいうが、党を飛び出そうとする人は今のところいません。自民党の中で頭をすげ替えたら政治はうまくいくとでも考えているのでしょうか。所詮、来るべき選挙対策なのでしょうね。戦国時代の一番手柄ではないですが、今、自民党を割って出た人が国民にとって一番手柄ではないでしょうか。その人の人柄や能力は別として、今の体制を変えない限り、将来を見据えた変革はありえない。このままの体制で財政出動すれば、そのお金は企業に取り込まれ、その付けが将来国民に回るだけで、むしろ取り返しのつかない事態を招くことは間違いないでしょう。無駄遣いをやめることをちゃんとしないで、消費税の論議をすること自体、物を考えての行動とは思えません。いつになるかわかりませんが近いうちに総選挙があります。私たちに与えられた最後の力です。その際、選択をまちがうことにより、国民が「ダメな人たち」の仲間に入らないようにしたいものです。人気blogランキング参加中。クリックお願いします! ↑ の部分をポチッと押していただくだけでOKです。