いよいよ今週から実大実験
いよいよ今週から、兵庫県三木市のEディフェンスで、伝統構法木造住宅の耐震性を検証する実大実験が行なわれます。もうご存知の方もおられると思いますが、11月28日と12月3日に一般公開実験も行なわれます(公開実験は申し込み殺到で締め切られました)。私は国のプロジェクトに実務者として参加している関係で、公開実験の日以外に4日間実験に参加します。公開実験は阪神大震災の地震波を建物に入力し、建物の安全性を多くの方々に見ていただくことを目的としていますが、この実験の大きな目的は伝統構法の木造住宅の設計法や計算方法を確立するための基礎データを取ることなのです。ですから、実験も小さな力を入力してみたり、建築基準法で定められている模擬波を入力してみたり、一般公開後、阪神大震災の地震波をもっと増幅した波を入力し、建物の壊れ方を見ることなども行なわれます。この貴重な実験にメンバーとして参加できるのは非常にうれしいことです。地震力が入力された後の損傷の観察を行なうメンバーにもなっています。建物のどういったところに被害が出るのか。すぐ近くで見て頭に焼き付けたいと思っています。今週と来週、ほとんど三木市に出張となりますが、実験が終わり次第、感想や報告をさせていただきます。人気blogランキング参加中。クリックお願いします! ↑ の部分をポチッと押していただくだけでOKです。