デジタルオルゴール
みなさん、デジタルオルゴールってご存知ですか。私も詳しくは知りませんが、今朝のNHKのおはよう日本のまちかど情報室というコーナーで紹介されていました。デジタルオルゴールとは、木の箱の蓋を開けると、おなじみのオルゴールの音が聞こえてくるのは同じなのですが、オルゴール特有のイガイガの針がついた円柱がありません。その代わりにあるのは、コンピュータの接続端子。この接続端子でオルゴールの音をサイトからダウンロードし、さまざまな音色を楽しもうというものなのです。一曲だけでは物足りない。いろいろな音を楽しみたいという要求からできてきたものだそうです。私はこの商品に対して、肯定的ではありません。いつもまちかど情報室で紹介される商品は、忙しい時代に何とか楽しみたいという要求を満たそうとするものが多いのです。私も、この番組で紹介された、簡易燻製作製器を使って楽しませていただいていますが、このオルゴールだけはあまり納得できません。オルゴールの音色が美しく聞こえるのはなぜなのか。デジタルかアナログか、そんな細かな音色が私にはわかりませんが、オルゴールの楽しみ方ってそんなものじゃないように思います。自分の好きな曲を選んで買って、忘れたころにふと聞いて楽しむ。そんなイメージを持つのは私だけでしょうか。忙しい時代でも何とか楽しい生活を。そんなアイデアは一見良いように思われますが、そんな創意工夫が忙しい世の中を肯定することになってしまうのです。本当にオルゴールを楽しみたいなら、それが可能になる社会づくりをする必要があると思います。人気blogランキング参加中。クリックお願いします! ↑ の部分をポチッと押していただくだけでOKです。