使い捨て時代

三和総合設計

2008年09月29日 06:55

今、環境問題があちこちで叫ばれています。しかしながら、環境問題は本質を改善することなく進んでいるというのが実感です。太陽光発電ももちろん悪いことではないのですが、無駄な電気を使わないというところをまず考えないといけないのですが、どうしても企業の宣伝などに惑わされてしまうところがありますね。滋賀県の南部地域には大型の店舗の出店が相次ぎます。この大型店舗は3店舗予定されていて、確実に地域の既存店舗を破壊することでしょう。この3店舗のうち1店舗はすでに開店しています。その影響で近くの道路は大混雑のようです。この店舗は当初、ブランド品を扱うアウトレットモールと言われていましたが、実際は関東系のいろいろな店舗がたくさん入った普通のショッピングセンターのようです。この店舗の立地条件はあまり良いものではありません。アウトレットモールなら大丈夫かも知れませんが、普通の店舗が集まったショッピングセンターで存続が可能なのかと思ったりします。うわさによると、中の店舗は6ヶ月間で状況のチェックをするシステムになっているそうで、それだけでなくショッピングセンター全体がだめになったときの次の計画がすでにできているということのようです。先を考えた建物の計画を行うというのは必ずしも悪いことではないのですが、度を過ぎると問題ですね。6ヶ月間のために店舗を造り、だめなら壊してごみを出す。もっとだめなら、中身を総替えして違うものにする。それだけならまだしも、地域の経済や店舗などもついでにぶっ壊してしまうことになります。国民の中に環境意識が定着しつつあることは間違いないのですが、プリウスに乗ってあちこちドライブしたり、オール電化をして全館冷暖房を行ったり、ブラウン管から液晶にテレビは変えたものの台数は増えてしかも遅くまでテレビを見たりするなど、本質から離れた環境意識となっているのではないでしょうか。店舗も同じこと、大規模な店舗に車で出かけて行き、安いものを探して大量に買い込むことは問題です。まして、一定の儲けが出たら後はどうでも良いような企業を許してはいけません。店舗も地産地消が基本であるべきです。今起こっている食品の諸問題も、地産地消なら解決することができます。社会のあり方の根本を考える。それを基本とした社会づくりが必要なのですが。。。。人気blogランキング参加中。クリックお願いします!↑ の部分をポチッと押していただくだけでOKです。