今春卒業生の就職事情
今朝の新聞記事に今春の京滋11大学の就職率が掲載されていました。就職率は84.2%過去最高だそうです。来春の卒業生の就職についても同様で、売り手市場だそうです。就職率が高いのは良いことですが、内容はいかがなものかと思います。上位就職先は前年と同様、金融機関が最も多いようです。大学で一生懸命勉強し、金融機関に就職し、金集めに奔走し、本当に苦しい企業には貸し渋りをし、大手の企業には良い条件で貸付け、金融機関が危機に陥ったら、公的資金を当てにする。大学で一生懸命勉強した(本当にしたかは?)価値がありませんね。できれば大学で勉強した人は、物を作る実業についてほしいものです。お金を動かしてお金をもうける。このやり方が今の社会をだめにしています。日本が一流になるためには、実業が優秀になり、それが正当に評価されなければなりません。大学が安定した就職先を探すための予備校にならないようにしてほしいものです。人気blogランキング参加中。クリックお願いします!↑ の部分をポチッと押していただくだけでOKです。