汚染米 その2

三和総合設計

2008年09月13日 08:14

汚染米が問題になっていますが、その中でいろいろな問題が見えてきます。いつも書いているように、まともな仕事をする人は商売が成り立たない社会になってしまっている。とんでもない社会ですね。もうひとつ。今回、汚染米で被害を受けている業界に、焼酎などのメーカーが上げられています。もちろん、焼酎のメーカーも被害者ですからかわいそうな話なのですが、少しおかしいと思うことがあります。焼酎の銘柄やラベル。どれもこれも売るために工夫を凝らしています。もともと焼酎は地酒ですから、地方色が豊かであって、味にもこだわりがある。そんな地酒に外国からの輸入米がたくさん使われているのですね。本来、地域で取れる素材を使って、おいしいお酒を造る。これが地酒の良さなのですが、安さを追求するとそんな話もどこかに飛んでいってしまっています。もちろん、おいしい焼酎を安く造るということが悪いことではありません。それをいかにも地酒のような表現で販売することが問題だと思うのです。今の世の中、地産地消が叫ばれていますが、実態はこんなことも多いのではないでしょうか。地域の木材を使って住まいを造る。これも同じこと。地産地消を叫びながら、何とか商売に結び付けようともがいているのが現状ではないでしょうか。本気で地産地消を考えている人。本当に少ないですよ。。。。。人気blogランキング参加中。クリックお願いします!↑ の部分をポチッと押していただくだけでOKです。