滋賀県森林に関する環境税
今日、大津市にある成安造形大学で滋賀県が次年度より導入しようとしている森林に関する環境税の意見交換会がありました。
県民税として、一人当たり800円の負担をお願いし、「環境を重視した森林づくり」と県民協働による森林づくり」のための事業に充当することの説明がありました。
意見交換会の参加者はおおむね森林の多面的機能などの価値について理解している人がほとんどで、税そのものについては大きな異論は出ませんでしたが、行政の動きや今までの森林政策などにかなりの注文がでました。
TVの取材や新聞の取材なども多くあり、最近での森林に対する意識の高さが感じられました。
この会議は森林を環境面から捉えるものですが、やはり、森林経営が自活できないといくら税金を投入しても本来の森林が復活することはないと私は考えています。
ところで会議のあった成安造形大学のカフェテラスは大岩剛一先生の指導で学生自らが地域産の間伐材を利用して建設したものです。内部の間仕切りにはストローベイル壁が利用されています。
この施工には学生の施工を私たちの仲間の坂田工務店(木の家ネット会員)が応援しています。