滋賀で木の住まいづくり読本

三和総合設計

2005年04月01日 07:51

3月31日夜、「滋賀で木の住まいづくり読本」の出版記念パーティーが行なわれました。木の家ネットの滋賀のメンバーの多くが製作委員としてかかわりました。鈴木有先生にも記事をお願いして、なかなか良い本に仕上がったと思います。
この読本は、よくある地方のカタログ本ではなく、本当に木の住まいを愛する関係者がネットワークを活かして作ったものです。必ず、住まいを造りたい方々に訴えるものがあると思います。
パーティーでは、鈴木先生をはじめ、本づくりに関係した人々が一同に集まり、本づくりが最終のゴールではなく、これからの活動のスタート地点であると気勢をあげました。


写真が読本の表紙です。
表紙に「見本」の文字が貼ってあるのが気になる人もおられるのではないでしょうか。
これには、若干のおちがあります。
実は、本が完成したあと、編集にあたっていただいた方がチェックしたところ、何箇所かでデータ落ちなどが出てきたのです。そこで、急遽刷りなおしということになり、パーティー当日は、シールで訂正したものが配布されたのです。
わりと、お粗末な話ですが、私はこの本を編集していただいた方に依頼したことをまったく後悔していません。
発行も3ヶ月伸び、さらに1ヶ月伸びることになったのですが、私達の日ごろからの付き合いでお願いした編集者の方の能力や意気込みですばらしいものになったからです。
問題のないものを作りたければ、大きな会社、大きなメディアに依頼すれば良いのでしょうけれど、私達、零細なものたちの熱い思いを感じていただくことは無理だと思います。
住まいづくりと同じなのではないでしょうか。無難なものを求めれば、大手のハウスメーカーに依頼すれば、ありきたりだけれどそこそこのものを造ってくれます。しかし、自分の生き様を反映した住まいを造ろうとすると、その思いをしっかりと受け止めてくれる関係者が大事なのです。
しかしながら、ミスはあまり良くありません。良い面を残しながら、できるだけミスを減らしていくことが重要だと思います。