家を建てたら。。。
家を建てたら。。。こんなことをしてみたい。あんなこともやってみよう!人それぞれ、いろんな夢があると思います。
先週末、主人のそんな夢を叶えるため、能登半島の先端にある珠洲市へ行ってきました。目的は『七輪』を買うこと。
主人の家を建てたら。。。の夢の一つに、『庭先で七輪でサンマを焼いて食べる!!』という夢があったようなのです。(ちなみに、この夢は家が完成してから聞かされました)
奥能登の珠洲市では、植物プランクトンを多く含む断熱性に優れた珪藻土の塊が採れ、その珪藻土は七輪作りにはもってこいの材料なのだそうです。
能登の七輪は、その珪藻土の塊を切り出し、ノミで削って焼成する『切り出し七輪』が特徴で、ひとつひとつ手加工で削っているので、とても綺麗なのもでした。卓上で焼き物を楽しむのには良いと思うのですが、値段もそれなりで、外で豪快に使うのにはちょっともったいないなぁ〜。という印象。
そしてその『切り出し七輪』の隣にあったのが、珪藻土で焼成した耐火レンガを貼り合わせて作ったタイプの物。こちらの方が価格も手ごろで耐久性もよく、外で使うにはちょうど良いですよ。という七輪工場の方の説明で、結局、切り出しタイプの七輪はあきらめて珪藻土のレンガで作ったタイプのものを購入しました。
常にメンテに関しては厳しい主人にとって、この七輪はとても満足のできる七輪だったようで、とてもご機嫌。朝早く家を出て、珠洲市まで来た甲斐がありました。
道中で小学校のグラウンドでバーベキューをやっている人達を見かけたのですが、さすが地元。そこでも長い七輪が何個か並べて使われていました。能登は塩の産地でもあります。とれたての魚に能登を塩をかけ、能登の七輪で焼いた魚は格別だろうなぁ〜。そう思うだけでお腹が減ってきました。その土地ならではの楽しみ方って、良いものですね。