地名
12月11日(土)と12日(日)に富山の砺波の完成見学会にいってきました。大津でも完成見学会を同日行ない、当社のメンバーは二手に分かれてがんばりました。富山事務所は、20日より、砺波市の五郎丸というところで富山事務所長の自宅に併設された事務所で営業することになります。現在は、富山事務所は砺波市のとなり町の庄川町にあるのですが、先日来の合併で砺波市庄川町になりました。全国各地で合併が盛んですが、そのため貴重な地名が失われていくところがあります。そのひとつにわが富山事務所長の出身地である井波町があります。周辺の福野町、城端町、井口村、五箇山地域などが一緒になって南砺市という名称になったようです。その際には井波町という名称が省略されて南砺市○○といった名称になったようで地元の人でもその地名がどこなのかわからない状況のようです。井波町といえば彫刻や欄間、瑞泉寺などが全国的にも有名ですが、その名前が消えてしまうのは少し残念です。滋賀県でも石部町と甲西町が合併して湖南市になりました。私達、滋賀県民にとって湖南といえば草津や栗東あたりかなというイメージで琵琶湖に面していない石部や甲西が湖南市というのはぴんと来ません。それよりも、江戸時代から続いた宿場町の石部という名前は使えなかったのでしょうか。甲西町の住民にとっては併合されるような感じでいい気持ちではないのでしょうけれど、新しくてわかりにくい名前はどうかなという気がします。草津市や栗東町が合併するかどうかわかりませんが、ぴったりの名前をすでに使われているのでどういう名称になるのでしょうか。「本家湖南市」なんてどうでしょうか。