今年も飛来!
今年もやってきました!ツバメ夫婦が・・・。去年は何度も巣作りの邪魔をして最後の子育てだけ見守っただけに終わりましたが、今年は早くも別荘に到着。ここで何羽の子供が育つのかあ。昨年巣立った後、つくられた巣を撤去しようかと思ったのですが、主人の「置いといてやったら」の一言で、せっかくの住まいをすぐに壊してしまうのもいつも言っていることに反する行動かと考え直しそのままにしておきました。結果、ツバメの巣もスクラップアンドビルドではなく持続可能な巣となりました。さて今年はどんな幸運を持ってきてくれたのでしょうか。
昨日は、香川への日帰りの旅(?)に行ってまいりました。長い時間車に拘束されて身体のアチコチが固まってなかなか元に戻りません。(うーん年かなあ やっぱり・・・腰が痛いよ〜〜)高知へは私たちと同じように木の家に取り組んでおられる「木と家の会」の提案型住宅プロジェクト「サンゲンカク」の見学と発表会に参加するために訪れました。滋賀からは10人参加。木の家に関心の少ない人、特に若い世代に価格的にも仕様も品質もわかりやすい木の家の具体的な提案をしようというものです。三間角(18帖)の間が核となり、いろいろな部品と呼ばれる生活の機能空間をくっつけて住まいをつくっていきます。いろいろなバリエーションが考えられますから、住まい手に合った個性的な住まいにもなります。将来に向けて増築などもバリエーションのなかで考えていけるので、家族人数や用途が変わっても対応していけます。なので、お金のない若い世代も最低限の小さな家からスタートしても夢はひろがっていきます。まだ完成されたシステムではないのでいろいろと考えていかなければならないところもあるのでしょうが、とても参考になる提案でした。私たちがもっとも気に入ったのは、なんといっても構造的にシンプルで明快なところでしょうか。耐震的にも、耐久的にも、コスト的にも考えて構造がシンプルであることが一番です。いつもそれを考えて設計しているのですが、要望を聞いているうちに難しくなっていることは否めません。構造はシンプルにして、夢のある暮らし方を提案できるようになりたいなと思います。(木の家ブログ[Click]も見てね)
ついでになりますが、高知へ行く途中に目にした淡路島の山にはびっくりしました。竹林被害が深刻だとは聞いていましたが、あまり切迫した気持ちにはなっていなかった私ですが、淡路島の竹が勢力づいている山を見てぞっとしました。竹の根は浅く広く貼るので、山の地盤をとても弱くします。地すべりなどを引き起こします。まさにそんな山になっているのです。少なくとも滋賀の山がこんなことにならないようにしたいと感じました。あの山々はどうなっていくのでしょうか。