つらら
今月始めに降った雪で、我が家の屋根には大きな『つらら』ができました。
事務所の窓から見ていると今にも突き刺さりそうなつららですが、外から見てみると、つららが出来ている部分とそうでない部分とがあるのが分かります。これは、暖房のかかっている左右の部屋(左側が事務所、右側が居間)とそうでない中央部分(玄関上の吹抜)の違いのようです。
我が家の小屋裏の断熱材は垂木と垂木の間にウールブレスという羊毛の断熱材を充填しています。そして垂木の上に通気層を設け、棟換気をする構造になっています。また、内部の天井は垂木を天井の下地として屋根勾配なりに天井を貼っている為、暖気が小屋まであがっていくです。その熱で屋根雪が溶け、軒先でつららになったようです。朝から夜まで暖房のついている事務所のつららの方が居間のつららよりも大きいのも納得です。
事務所の窓からつららを眺めていると、小さい頃、長いつららが欲しくて学校の帰り道に近所の家のつららを落として遊んでいた事を思い出してしまいました。夕日とつららと溶けた雪だるま。とても懐かしい冬の景色です。