山茶花

三和総合設計

2004年12月05日 18:58

さざんか、さざんか、咲いた道―♪♪と小さいころ歌いながら歩いた記憶ありませんか?今、事務所の前の白い山茶花が満開!去年の冬、とてもさむーい日のそれも夕方、思いつきで買ってきて主人と二人で植えたのですが、まだ小さいのにいっぱい花をつけてくれました。子育てと一緒でほったらかしなのに、日当たりの良さと適量の雨のおかげか立派な花を咲かしてくれています。自然の力ってすごい!ですよね。一方家の北側に植えてある赤の山茶花はどうかというと、まだかたく閉じていますが、つぼみがいっぱいついています。やはりお日様がちょっと足らない分、遅咲きのようです。でも頑張って咲こうとしている姿にはちょっと感動ものです。疲れきっていても頑張って咲いている花を見ると元気が湧いてきます。最近は、プライバシー確保や防犯のためにフェンスや高い塀で敷地の外周を固められることが多いのですが、人や町並みのことを考えると生垣もいいものだと思います。生垣の花が季節感を感じさせてくれ、思わず歌いたくなるような気分にさせてくれます。結界のように遮断されるのではない雰囲気は人と人のつながりも生み出してくれるような気がします。物騒な世の中なのでなんとも言えませんが、防犯のためにつくった高い塀が泥棒の隠れ蓑になることもあるそうですから、見えるようで見えない生垣の方が防犯性は高い(?)かもしれません。人も山茶花のように本物の自然の恩恵を受け、やさしく成長したいものです。結果は早くても遅くても、本物を身につけて、一生懸命生きていたらきっといつかは・・・、しっかりとしたりっぱな花が咲いて人をやさしくさせることができるのではないかと思います。でも私の場合、咲いても姥桜?ちょっと遅すぎかな。