森林審議会

三和総合設計

2004年11月24日 19:01

先日、委員をしている県の森林審議会の会議に出席してきました。内容は琵琶湖森林づくり基本計画(案)についての審議です。この基本計画は、3月に制定された琵琶湖森林づくり条例に基づいて、これからの施策が総合的かつ計画的に進められるように50年、100年先を見据えた上で平成32年までの期間について考えられたものです。内容については琵琶湖と人々の暮らしを支える森林づくりを県民全体で支えていこうという基本姿勢で、森林の持つ多くの機能を網羅したものとなっており、これが現実になれば私たちの将来は明るいと思えます。しかし、現状はとてもきびしいものがあります。県民すべての意識改革が進まない限り、絵に描いた餅になりかねません。行政や様々な活動団体からできるだけ、わかりやすく発信するとともに、森林に守られて成り立っている生活をひとりひとり理解していく必要があります。これからも様々な取り組みがなされていくと思いますが、ぜひとも少しでも耳をかたむけていただきたいなと思います。私たちの将来が、子供たちの未来が、今どう動くかで変わってくるのです。みんなが危機感を持って少しでも行動すれば大きな力になると思います。行政側も目標に掲げた数値合わせが最大の目的にならないようにしてほしいものです。本来の目的を見失うことなく施策を推進していただきたいと思います。机上の空論にならないように頑張りましょう!今後の施策の状況報告の会議が数字の羅列報告にならないように望みます。(よくあるんですよねえ・・・・)