座面はスギ、脚はヒノキのイス
10/2(土)にびわ湖水源のもりの日制定記念事業として、「大津の森の木フェスタ」が開催され、参加してきました。私達のコーナーでは杉の木を使ってテープカッターを作ってもらいました。
その他にも「大津の森の木で家を建てよう!」プロジェクトのメンバーがそれぞれ、木に触れてもらうためのコーナーを設けていました。
その中で、木の伐採を生業とされている方のコーナーでは木の折りたたみイスを販売されていました。そこで、「このイスの座面は杉を使って、やわらかさを生かし、脚は桧を使っている」という言葉を聞いて、ただの木のイスではなく、木のよさをよく生かされているところに、私の心はぐらっと揺れ、購入することに決めました。お客さんではない私が先に買ってしまっては申し訳ないので、最終まで待つことにしました。
また、「製材した木を見ているだけでは、木の性質は分からない。自分で触って(切ったり削ったりして)確かめてみないとわからないものだ。」といういつも木の伐採をされている方の言葉には説得力がありました。月に一度、ひとときクラブで木のおもちゃを作っているのも、一般の人に木に触れてもらうということだけでなく、私たちがもっと深く木のことを知るよい機会なのだなぁ。と改めて思いました。
そして、イベントも終盤になり、運良く(?!)少しイスが残ったようで、2脚ゆずっていただきました。
上の写真が今回購入した折りたたみイスです。座面の大きさは25cm×23cm、高さは25.5cmで、重さは1kgです。折りたたむと持ち運ぶときに持ちやすいようになっています。
このイスは単なる木の家ではないという私達の家づくりにも通じるなぁ。とも思います。