復活?

三和総合設計

2005年12月21日 11:13

きょうは、ヨーコさんのひとりごと。
またまた日常のお話を・・・・。


我が家にあるスピーカーとアンプ
私が、嫁いできたときには既にあったものなので、22年前よりもっと前のもの。30歳くらいなのでしょうか。
いわゆる応接間と呼ばれるところで、寡黙に存在していました。

寡黙・・・・音をかもし出すものなのに何故か寡黙だったのです。

家をリフォームして居間に移されてきたときに、やっと活躍できる立場におかれたにもかかわらず、音楽を静かに聴くといった習慣のない家族の中で、また寡黙な飾りと化していました。

たまに朝食の準備を音楽でも聴きながらと思って使ってみても、新聞を見ている義父は、おもむろにテレビのスイッチを入れる・・・・。両方の音が混ざり合う・・・・。意地悪でやっているのではなく、それでも平気なのである(-_-;)
以外にも家族みんながそんな感じ。音楽は音楽、テレビはテレビという感覚。
そんな家族の中では、この道具は活躍することもなく時を過ごしていったのです。

3年前、新居に移るときにこのスピーカー&アンプを義父母から譲ってもらってきた。たぶんそのままにしていたら、粗大ゴミとして捨てられていたのだと思う。
主人が「これはいいものだから絶対捨てるな」という一言で、「邪魔」というレッテルを貼られていたにもかかわらず、その存在を守ってきた。(いいものかどうかの本当のところは私にはわかりませんのであしからず)

(ちなみに主人は静かに音楽を聴くといった趣味は、ほぼ無いに等しい・・・なのに・・・捨てられない)

再びやっと活躍できるのか!と思ったのも束の間・・・。また新居で2年半静かな時を過ごしました。なんとか利用できるようにしたかったのですが、わたしはこの方面(いや他にもいろいろあるけど)には疎くというか苦手。ひたすら主人がその気になってくれるのを待つのみ。
そして、やっと復活\(^o^)/
 やっと音楽が聴けるー! 

しかし!!!!
そうなのです、この家族は、
悠長に音楽を聴く時間など程遠い生活
音が混ざり合っても平気・・・なのです
音楽好きの人には考えられないでしょうが。
ついこの前も、テレビがついてるのに音楽をかける・・・ 
少しだけテレビの音を小さくして・・・。挙句に果ては電子ピアノを弾き始める娘。
「音が混ざり合って気分が悪いよーーー!!」と叫ぶ私
そして・・・アンプのスイッチは切られました。

いつになったら、静かに音楽が聴けるのかしらん?
休日にクラシックでも聞きながら、コーヒーでも飲んで、静かに過ごしてみたい。
このスピーカー&アンプはあと何年寡黙に過ごしたらいいんでしょう?
住まいの木と同じくらい長生きできるかもね。
使ってみてこそ道具、使わなければただの骨董品・・・果たしてどちらの運命をたどるのでしょうか・・・・。だけど粗大ゴミだけにはしたくないなあ。