確認審査機関
今日の新聞(京都新聞)に耐震偽造に関しての記事が載っていました。
「佐高信(さたかまこと)さんに聞く」という記事です。
誠に的確な意見でした。
小泉首相が進める経済改革は競争を是とし良しとする原理になっているが、それが今、行き過ぎこのような問題を生み出していると。
何でも民営化を進め、本来、独立中立でなければいけない審査業務まで民営化してしまっている。
規制緩和のはずが「規則緩和」になり「安全緩和」になってしまっていると述べられています。
問題になっている日本ERIは大手の住宅メーカー(積水化学工業、大和ハウス工業、パナホーム、ミサワホームホールディングス、三井ホーム:日経ホームビルダー記事より)が出資しています。
審査機関に審査されるものが出資をする。どういうことでしょうか。法律違反までしなくても、灰色なら○と言ってねといった感じがこめられているとしか考えられません。
住宅を金儲けの手段として考えている住宅産業は、今問題になっているヒュー○ーなどだけでなく、根本的に大手であっても同じ体質ですよ。
手づくりおもちゃブログも書いています。また、見てくださいね。