ライブドア強制捜査
ライブドアに強制捜査が入ったようです。
証券取引法違反ということだそうです。
法律の網の目をついていろいろやりたい放題してきたことが追求されている。
株価を吊り上げるためにうその情報を流したりしたことが問題になっているそうである。
私たち日本の企業の進む道はどこなのか。ものづくりを仕事とする企業が中心ではなく、マネーゲームにより金を稼ぐ企業が中心になっていくことに非常に危機感を感じていましたが、国民は今回の強制捜査をきっかけにいろいろ考え直すのでしょうか。
そもそも、日本には商社(日本だけではない)があります。商社もものづくりをせずに世界各地を股に掛け、商品を振り回し利益を得ています。貿易により欲しい物を欲しい人に届ける範囲なら良いのですが、利益を追求するあまり社会にとってあまり好ましくないものもたくさん取り扱っているようです。
私たちの住宅業界はどうでしょうか。
さすがにうその情報を流して株価を吊り上げ設けている企業はありませんが、うそではないかもしれませんが、お客さんに誤解を与えやすい広告宣伝を行なっている企業がほとんどです。それも、表現がうまくなくて誤解されるのなら仕方がないのですが、お金を掛けて、わざと誤解を住まい手にさせるような表現を取っているのは、問題だと思います。
うその情報を流すことと誤解を招くようなうまい宣伝を行なうこと。犯罪と犯罪ではない線はどのあたりにあるのでしょうか。
法律があるから、犯罪に該当するかどうかが判断され、犯罪という風に認定されなければ「シロ」ということになるのですが、両者とも良いことではありませんよね。
ちゃんとした住まいを手に入れるためには、法律や制度に頼っていてはだめです。
自分がしっかりとした知識を持つしかありません。
なかなか難しいことなのですが、それをお手伝いするのが私たち「設計事務所」の仕事なのです。