珍客現る

三和総合設計

2006年02月10日 14:12

今日は山の伐採中に現れた珍客のご紹介です。


まず最初に現れたのはハチさん達。
伐採開始から数日たったある日のこと。今までどれだけ大きな音をたてても姿を見せなかったハチさん。まさかその木にいるとも知らず木を倒した途端に大逆襲!!
伐採業者の方が格闘中に手を刺されてしまわれて、作業は一旦中止となりました。


続いて現れたのはカニさん。
杉の葉の上をチョコチョコ歩いていました。前回のブログにも書きましたが、この山の中央に小さな沢が流れていて、おそらくその沢から出てきたのでしょう。
『なんだか最近、水の上が騒がしいぞぉ。様子を見てこよう!』
ってな感じで現れたのかもしれません。川の中に帰してあげました。


最後に現れたのはクマさん。
・・・って事は、おかげさまでありませんでした。伐採を行ったのは、富山県でもたくさんのクマ出没騒動があった年の1年前。鈴を持って山に入ってはいましたが、その当時、9割がたは『クマが出るわけないよねぇ〜』なんて思っていました。今から思えばあまりにもクマに対する心づもりがなさすぎて怖い事をしていたなぁ。と反省です。
という訳で、写真は娘の大好きなピンクのクマさんです。童謡でもキャラクターでも、かわいい、やさしい、おっとりしているっていう印象の強いクマさん。そんなクマさんを凶暴にしてしまったのは人間なのかもしれません。



よくよく考えると、この山に住んでいた生き物達にしてみると、私はただの『迷惑な客』であって、さらに私達の方こそ『珍客』だと思ってもらうには、この山に植林をして毎年足しげく通った後の事・・・。10年はかかるのかもしれませんね。