教育基本法の改正

三和総合設計

2006年10月30日 07:22

教育基本法の改正案の審議が今日から行なわれるようです。

この法律に対して、反対をする声も多くあります。
その反対の理由は、国が教育への介入を強化し、戦前のような問題を起こさないかということだと思います。
国を愛する心、伝統文化の尊重、道徳教育など今の社会に失われているものであり、それを大事にすることは良いことですね。
それなのに反対が出るのはなぜなのかをよく考えなければなりません。

今の世の中、法律や制度を都合の良いように読み替える輩(やから)がいますね。
そういう人間が、普通の人々がものをよく考えずに行動するのを良いことに、好き放題しているところに問題が発生していますね。
このあたりの問題をちゃんと解決しないといけないと言うことでしょう。

法律なんて勝手に解釈されているのが現実です。
それを制御できるのが民衆の力なのですが、選挙が行なわれても投票率はいつも50%以下。住民投票条例は作られることもなかなか難しい。

こんな中で本当の民主主義が守れるのでしょうか。
今の改正案に反対という考え方は、愛国心や伝統文化の尊重などに反対が起こっているわけではなく、その法律の使われ方に問題があるのでしょう。

前総理の小泉さんの言っている内容は具体性があまりありませんでしたね。
今度の安部さんはどうなんでしょうね。

利権を追っかけている与党の人々に期待をしても無理なのかもしれませんが。