埋没林
先日、娘を連れ出して遊園地へ行った途中で、魚津にある埋没林博物館に立ち寄りました。
ここには、約2000年前の片貝川の氾濫によって埋もれた原生林の杉の樹根が展示してあります。
発掘された当時は200数十株の樹根が水面下から発見され、埋没林の年代は5千年〜1万年前と考えられているそうです。かつてはものすごく大きな大木がワサワサと生きていた大森林だったんでしょうね・・・。
魚津は蜃気楼の街としても知られていますが、当時、ここに住む生き物達は、ここが蜃気楼の見える港町となるとは思いもよらなかっただろうな・・・。
この樹根を見ていると、とてつもない生命力が感じられ(あまりにも樹根が大きくてうまく写真にはおさめられませんでしたが・・・)「樹根に触れてみてください」と書いてあった案内板を見て、思わずスリスリとなでてきました。みんな同じような事を思うのか、ご利益のある仏像のようにすり減っている所もありました^^;