やらせの時代

三和総合設計

2006年11月11日 07:40

やらせの時代なりました。

政府主導のタウンミーティングで「やらせ質問」が仕掛けられていたということです。
官僚は何でも成功しないと気がすみません。
一旦つけた予算は間違ったことでも消化しないと問題になります。
行政府が行う内容はいつも成功ばかり。こんなことを実現するために「やらせ」があって当たり前ですよね。

テレビ番組のお笑いでも、びっくり仰天でもなんでもやらせが横行しています。
テレビ番組のように、視聴者がレジャー感覚で見ている場合はまだましですが、国の方針を決める内容に「やらせ」はいけませんね。
今、「やらせ」が問題になっていますが、こんなことは今に始まったことではありませんね。中身を成功に見せるために、いろいろ準備をするのは当たり前。
反対の意見が出ると、会が混沌とするので、賛成意見でほとんど時間を費やしてしまおうとするのは常道手段です。

ただ、小泉元首相のころからそのやり方が巧妙になったのかもしれません。
イメージ戦略のための担当者を置いて、自分たちの主張を訴えていく。

どうやら、再チャレンジ政策にも「やらせ」があるようです。

こんな時代にまともな主張をするのがいかに難しいか。国民は「やらせ」があっても不思議には思っていません。
その代わりにまともな主張をしても、どうせうそだろうなどと考えたりもします。

どうしたら、正確な情報が伝わるようになるのでしょうね。