引渡しと信長

三和総合設計

2006年12月16日 07:39

夏に始まったリフォーム工事の引渡し。
私は他の用事でいけなかったのですが、主人が行ってきました。
この現場のお施主さんとの出会いは、インターネットから。
HPに書かれている事務所の考え方や実例を見てくださったのはもちろんのことですが、
私たちが頑張って書いているブログを読んだりしてくださる中、私たちが日々どんな考えをもって仕事に取り組んでいるのかもリアルに感じ取っていただいた上で依頼してくださいました。

お出会いして、実際に顔を見てお話しをしたり、家を見ていただいたりして、確信していただいように思います。
実際の仕事は、本当に顔の見える関係でさせていただいたつもりです。
大工さんともいろいろ話をしていただきながらの現場。
疑問に思うことも遠慮なく言ってくださいとお願いをして、本当に施主さん、大工さん、設計者の三者で取り組んだリフォームとなりました。

施工中、訪ねるたびにお母様が、畑でとれた新鮮な野菜をくださったり、優しい言葉をかけていただいたり・・・・。仕事をさせていただいている立場、住みながらのリフォームの大変さを知っていながら逆に気を使っていただいて・・・本当に有難かったです。
新鮮な野菜、とてもおいしくいただきましたよ。ありがとうございました

デジタルな出会いで始まり、アナログなお付き合い。
ハイブリッドな関係です。
今の時代だからこそ生まれた縁ではないかと思います。
こんな風に利用できたら世の中の進歩もいいものです。




インテリアにもなるのでは?とプレゼントにこれをいただきました。
地元のお酒です
瓶のデザインはシンプルですが、信長!って感じで荒々しい力強さを感じます。
打ち合わせのときなどに施主さんに地域のお話しを伺っていると、地元のことを好きなんだなあという気持ちが伝わってきていました。
施主さんらしいプレゼントです。
ふたたび、ありがとうございました。

いつものことですが、引渡しが済むと、現場に通うこともなくなり、
ちょっと寂しい気分になるのですが、せっかく生まれた縁です。長くお付き合いさせていただきたいと思います。直接お出会いするチャンスはお互いに忙しくてできなくても、またデジタルな世界でお話しすることもできますしね。
一度アナログなお付き合いをさせていただいているのですから、決して虚像のお付き合いにはならないでしょうし。