サッポロビールの買収問題
サッポロビールを米系投資ファンドが買収するという話が持ち上がっていますね。
どうやら本気で買収する感じではなく、いろいろ仕掛けてサッポロビールの株価を吊り上げ、高値で売り抜けようとするのが本音だと考えられているようです。
どちらにしてもマネーゲームに踊らされるのはいやですね。
金持ちのだぶついたお金を集めて、そのお金でさらにお金儲けをしようとする。
これがアメリカのやり方です。日本にもホリエモンや村上なんとかなどもいましたね。
一生懸命がんばってお金を儲けるというのはいいのですけれど、お金を振り回してさらにお金を儲けるというのは納得できません。
これからの世の中、だましの商売か、それともマネーゲームしか利益を上げることはできないのでしょうか。
世界には経済格差があります。
アメリカには超巨大資本の会社がありますが、潤沢な資本をもって他国の優良企業を買収に走ることなど簡単です。
日本だけでなく、これから世界の後進国の中で優良な企業ができたとしてもアメリカなどの巨大資本の言いなりにされてしまうでしょう。
お金儲けはグローバル。世界平和はグローバルでなくても良いという考え方ですね。
アメリカなどの巨大資本にとっては地球全体が儲けの種ということになってしまいます。
世界各地にはそれぞれの地域の文化があります。
特に先進国の考え方を持ち込まなくても幸せな生き方はあると思うのです。
本当の先進国なら、後進国に対して思いやりを持って欲しいと思います。