食肉偽装事件

三和総合設計

2007年06月27日 05:26

またまた、食品業界で偽装事件が出ましたね。

ミートホープの手口はもう出尽くしたでしょうか。

いつも私が言っているように、金儲けのためには手段を選ばずといったところですね。
それにしても牛肉に豚肉を混ぜるだけでなく、まったく牛肉の入っていない牛肉コロッケなど、偽装を行なうほうも問題ですが、日本人もよほど味オンチになっているのでしょうね。

ここまでひどいことをやったミートホープはつぶれると思いますが、牛肉を使わず牛肉に見せる技術?は買いたい企業がたくさんあるのではないでしょうか(笑)。

さあ、こんな問題に対しどんな法律で規制するつもりでしょうね。
何でも法律をつくればどうにかなるなんて絶対ありません。

ようは牛肉の味がわかるかどうかが大切なんですよね。
あのコロッケが「牛肉を入れなくても、豚の心臓などを入れてもおいしく安いコロッケ!」などと書いても売れたのでしょうか。同じ味でも宣伝により買ったり買わなかったりするのですから困ったものですね。

いつも書いているように、あくどい人たちは法律の穴探しがうまいのです。
今の世の中、法律の穴探しをしないと企業は儲かりません。
地域の中小企業のようにあまり儲けのことを考えてない場合は別ですが、儲かっている企業はどこかで何かやっていると考えて間違いないと言っても過言ではありません。

大手企業は宣伝がうまいから、うまくごまかしたり、法律の範囲の中に組み込んでもらいように働きかけたりします。

消費者がものを見る能力を持つしか解決方法はないのです。
簡単なことですが、安くて良い商品なんてないと考えたほうが間違いないです。

みんなでこういった問題をとことん追求し膿を出し切らなければなりません。
膿を出すためには絆創膏を貼るようなやり方ではだめです。

根本的な問題を解決するだけの対策を必要とします。