夏芝

三和総合設計

2007年08月08日 08:00

今日は暦で言うと「立秋」ですね。

とてもまだ残暑という言葉が似合うとは思えません。
これから猛暑に向かうと思うと少しいやな気分です。




その中で元気なのは自邸の高麗芝です。日本の芝は夏芝で、冬は枯れたような茶色ですが、夏になると青々と元気です。
西洋芝は冬になると青々して、夏になると枯れたようになってしまいます。

家のメンテナンスで私が唯一担当しているのが芝の手入れです。芝の手入れというと大変だと思われる方も多く、家の前を通る方がきれいな芝ですね。手入れが大変でしょうと声をかけられることが多いのですが、実は芝の手入れはすごく簡単です。

夏の生育が早いときは10日に1回ぐらい芝刈りをしてやる必要がありますが、家庭用の電動芝刈り機があれば15分もあればすぐに終わってしまいます。
後は芝の間から生えてくる草を気がついたらチョコチョコとむしりとる。夏の間は一ヶ月に1回顆粒の肥料をまく。これだけです。

非常にものぐさな私が可能ですから、誰でも出来ること間違い無しです。

夏の照り返しを防ぎ、目に優しい緑を与えてくれる芝は安くて管理がしやすい優れものなのですよ。
家族でバーベキューをしようといっているのですが、なかなか実現しません。
芝の手入れよりも、バーベキューの準備のほうが大変なぐらいです。

私の感想ですが、やはり日本には高麗芝が一番です。
西洋芝は冬、緑なのが良いのですが、草のように伸びて管理がかえって大変です。
高麗芝の上から西洋芝を植えて夏も冬も緑のじゅうたんにするといったオーバーシーディングというやり方があるのですが、一度チャレンジしたのですが、西洋芝が夏にも多少残り、草のようであまり綺麗ではありませんでした。

二頭を追うもの一頭を得ずといったところでしょうか。

日本の気候風土にあった芝を植えるのが一番。
冬が茶色なのもそれはそれと考えたらいいですね。

自分で施工してもちゃんとつくと思います。値段もホームセンターで購入したら1平方メートル1000円もしないと思います。
外構の仕上げ材の中でもっとも安い材料ではないでしょうか。
芝刈り機も小さめのものなら電動でも1万5千円ぐらいだと思います。

お手軽庭手入れ、いかがですか。