気密測定勉強会
昨日は、気密測定の勉強会。
わが事務所は、根拠のある住まいづくりをしようということで、
日頃からいろいろと勉強したり、情報を集めたりしています。
その中で、気密についてもやはり実際に測定もできなあかん・・・ということで、
岩波が気密測定技能者の資格を取得。
そして気密測定器も購入。
この考えに同意してくださった大阪の「住まいと環境社の野池さん」と
一緒に実際に測定勉強会を一度しようということになりました。
場所は我が家。
測定場所が1階でないといろいろと作業がしにくいので、ちょっと狭くて大変なのですが、寝室で実施です。
マニュアルに沿って、いざ準備。
測定器を設置するところに目張りをして隙間がないようにテープで塞ぎます。
これが意外と大変。
杉板などは養生テープの後が残るので、それに触れないようにサッシの枠で目張りをするのですが、形が複雑なのでやりにくいのです。
蒸し暑かったので、みんな汗だくです。
準備ができて、いざ測定!
でも、その後にも隙間があることが発覚して、また目張り。
やっとの思いで、本格的な測定ができました。
測定しながら、家のどんなところに隙間があるかなど調査したり、
それを塞ぐと数値がどれくらい変わるかとかいろいろ試してみました。
汗だくでしたが、測定の準備のポイントや木の家の気密性確保のヒントもわかって、
いい勉強会になりました。
やっぱり実際にやってみることが一番の勉強です。
でも、ただ気密のことだけがわかっていても何にもなりません。
断熱のことや省エネのこと、構造的なこと、耐久性などいろいろな要素を総合的に判断していかなければなりません。
これからもいろんなことを追求していって、根拠のある住まいづくりを進めて生きたいと思います。