お互いを知る

三和総合設計

2007年10月14日 09:54

今日はあいにくの曇り空。
でも昨日はいいお天気で、秋晴れでした。
洗濯物も気持よく乾いてくれて、こっちの気分も爽快でした。




そんな気持のよい青空を見ながら、大工さんの作業場までプチドライブ。
刻み作業の途中で一度見てもらうことが多いのですが、今回は墨付け作業の見学もしてみたいというお施主さんの希望で、作業場まで案内しました。

どちらかというと地味な作業風景なので、お施主さんには分かりにくいかなあとも思いつつ・・・・雑談で穴埋め?(笑)
今回の木はお施主さんのふるさとである宍粟の木と滋賀の木のコラボです。
大工さんの「宍粟の木もなかなかいい木やわ!よく手入れしてある山の木や。」との言葉にお施主さんも一安心されたのではないでしょうか。

こんな風に大工さんの生の声を聞いたり、作業を見たりする機会が、大工さんと住まい手の距離を少し縮めるきっかけになります。
お互いを知ることで、理解できることがたくさんあります。
大工さんの苦労を知る。
住まい手の気持を知る。
そんな中で「なんとなくいい住まいだなあ」と感じられるものが生まれるような気がします。
そんなお互いを理解できるきっかけづくりのお手伝いをするのも私たちの役目かなと思っています。
次は刻みの見学。
今回は都合がつかなくてご主人だけの見学になってしまいましたが、次は子どもさんや奥さんにも見ていただけそうなので、また違った楽しみが感じられそうです。