端材工房
「
端材工房」。
三和総合設計が住まいをつくる際の端材を使って木のおもちゃや小物を作っているお店です。
最初は檜の端材のにドリルで穴をあけ30mm角のさいころをつくるところからスタートしました。
今では、さいころの種類も100種類以上。
それぞれに樹種の名前を焼き印し、すっかり商品として認知されるようになりました。
もうひとつは、柱や梁の端材を使ってつくるテープカッターです。
一般に販売もしていますが、設計をした建物のお施主さんには記念にプレゼントしています。
100均などで安く売られているテープカッターもありますが、思いのこもった木のテープカッターも非常に喜んでいただいています。
こちらも、杉や檜だけでなく、桜、欅、楢、楓・・・・・、20種類以上の樹種のテープカッターを作っています。
他にもパズルや、漢字積み木、木の見本帳、カスタネット、拍子木、コースター、木のねじなどたくさんの商品をつくり、少しでも「木の文化」の見直しになればとがんばっています。
そんな話をどこで知っていただいたのかわかりませんが、日経トレンディという月刊誌が事務所に取材に来てくれました。
12月号の記事の中に端材を活用するという小さなコーナーをつくり紹介してくれるということでした。
11月の2日ごろの発売だと聞いていましたので、早速コンビニに行ってみると小さなきじですが確かに掲載されています。
スピード、安さを求められる時代において、まったくの正反対の商品ですが、注目してくれる人も少しはありそうです。
本当は良いものに囲まれてゆっくりとした生活ができることが一番だと思いますが、なかなかそうは行かないんでしょうね。