断熱材−2−
すべての断熱材の施工が完了したということで、
昨日も現場へ行ってきました。
下屋(1階屋根部分)と壁の取合い部分等複雑な所を重点的にチェックします。
写真は下屋と壁の取合い部分です。
天井断熱材は繊維系断熱材を用いているので、室内側から室外側に湿気が行かないようにポリエチレンフィルム(気密シート)を室内側に貼っています。
壁は発砲系プラスチック断熱材で断熱材自体に気密性のあるので、ポリエチレンフィルムは必要ありません。
これは、冬場等に室内の暖かい湿った空気が温度の低い室外側へ流れてしまうと、室外側で結露してしまうからです。
なぜかというと、空気というのは温度が高い程、たくさんの水蒸気を含むことができ、低いとあまり含むことができません。
水蒸気を最大に含み得る量が温度の高低で変わってくるのです。
そして、その最大に含み得る量を超えると結露として出てきてしまうのです。
来年の2月半ばに引渡し予定なので、大工工事もいよいよ大詰めです。
今は断熱材の上に内装下地材の胴縁の施工が終わっている状態で、次は石膏ボード貼です。
階段も半分できていました