一年間の締めくくり

三和総合設計

2007年12月31日 08:30

今日は大晦日。一年間「三和総合設計 木の住まいブログ」にお付き合いいただき、ありがとうございました。

今年はあまり良い話題はありませんでしたね。

気球温暖化、偽装、地震、格差社会、原油高など、日本の将来に良くない方向に向かっているとしか思えません。
私たちの周りにもかなり影響が出てきています。

特に格差社会は激しい競争を生み、偽装を生み、地球温暖化など考えてられない風潮にさせられてしまいます。
日本を最もおかしな方向に導いた首相は小泉首相だと思いますが、安倍首相、福田首相と変わっても、小泉首相の負の遺産は残ったままで、さらにややこしさが加わっただけだと思われます。

適度な競争は良い結果を生み出すという考え方もありますが、適度な競争と言うものが本当にあるでしょうか。
周りのことを考える余裕が無い競争が普通となっています。

昔なら近くに同じ業種がある場合は出店をためらったものですが、コンビニやガソリンスタンドを見てもわかるように、後から出店する店は、いぜんからあった店を潰しにかかります。

こんなやり方が日本の良い将来を作り出すと言えるのでしょうか。

もう一度考え直さなければなりません。
私たちは何のために働くのか。

国民が平和に豊かに暮らすためでしょう。それを子どもたちに引き継ぐためなのです。
一部の勝ち組を作ることが目的ではありません。
日本が世界の中で勝ち組になることでもありません。

日本だけに限って言えば、日本国民が平和で豊かであることが重要であって、世界的に見れば貧しい国の人も含めて、平和で豊かであることが大事9なのです。

大きな目標を持って行動をすべきなのですが、大きな目標が見えなくなっている部分が多々あります。

来年こそ良い年でありますように。
今年で膿をすべて出し切ることは難しかったと思いますが、より高い理想を掲げて動いていきたいと思っています。