鮎はいずこ?
琵琶湖の鮎の群れの量が平年の三分の一になっているそうです。
滋賀県水産試験場の調査でわかったものらしいですが、原因不明の異変らしいです。
調査方法は船につけられた魚群探知機の反応から、鮎と見られる群れの量を算定する方法だそうです。この方法はもともと調査結果にばらつきが出やすい調査方法だそうですが、実際、漁業にも影響が出ているそうです。
大雪などで琵琶湖の水温が例年より一、二度低かったので、沖合いの深い場所から湖岸に近づく時期が遅れているのではないかと予想されています。
鮎といえば、各地の河川で「鮎の友釣り」が盛んですが、放流される稚魚は琵琶湖から運ばれたものが多いようです。
釣りでイメージされる鮎は20センチ以上はあるのでしょうけれど、私の小さなころの鮎のイメージは大きくても15cm程度です。
鮎は河川に遡上して、コケなどを食べないと大きくならないらしいですね。ですから、琵琶湖や琵琶湖周辺の小さな河川(大きな河川は別)で見られる鮎は10cm前後のものばかりです。
琵琶湖のお土産の鮎は、大きなものではなく「鮎の飴炊き」で10cm以下ぐらいの鮎を甘辛く飴炊きにしたものしかありません。
今年も暖かくなって、鮎が元気に泳ぎまわってくれるといいのですが。。。