チェルノブイリ原発事故から20年
今日26日でチェルノブイリ原発事故が発生してから20年経つそうです。
チェルノブイリ原発事故については、事故当時はあまり詳しい内容は知りませんでした。
最近、20年が経過するということで、テレビ番組で当時のこと、現在まだ存在する問題などが報道され、ことの重要性について認識させられたところです。
わが国でも、電力需要の状況により原発は必要であるとされ、あちこちで建設計画は持ち上がりますが地域の住民との摩擦で思うように進んでいきません。
原子力事業の問題は、人間が制御できない状況が考えられるということです。
一旦暴走すると止める手段が無く、事故が起こったときの被害は甚大なものがあります。いくら電力の需要があるといってもそのような方法を採用する必要があるのでしょうか。そこまでして、電力が必要な社会自体が問題があると考えるのが普通なのではないでしょうか。
河川につくる水需要も変化し、最近、ダムの建設なども中止しています。
もっとゆっくり動く社会作りに取り組み、ヒューマンスケールの社会をつくる必要があると思います。
最近起こる問題。耐震偽造⇒ヒューマンスケールを超えた大きなマンション。
尼崎脱線事故⇒秒を争う列車運行。
ライブドア問題⇒実体の無い取引による架空取引。粉飾決算。
どれもこれも、人間の取り扱えるレベルを超えたところに発生している問題です。
もっと身近な社会作りを行なう。これからの課題はそのあたりです。
国と国との問題も同じです。近隣諸国との関係を良いものにしたいですね。
遠くて宗教も違う国に乗り込んだり、他国に攻め入ったりするための軍隊の移転費用を負担したりする。
本当にばかげたことです。