公共車両優先システムPTPS
大津市内の信号交差点に導入した路線バスを優先通行させる「公共車両優先通行システム(PTPS)の効果が発表になりました。
結果は信号待ちの時間が半減し、走行時間も約2分半短縮されたということです。
但し、通勤時間帯の混雑する方向については効果が薄いということでした。
このシステムは路線バスが近づいてきたら信号が優先的に青になるものなのでしょうけれども、車が渋滞していたら関係ありませんよね。この実験がされている道路は一車線道路なので、路線バスが優先して走行できる状態ではないので、本当に効果が出て欲しい通勤時間帯などでは効果が薄いという結果になっています。
効果を出すために車道を2車線にすると、また、車が増え、車に便利になり路線バスに乗らなくなるという悪循環が始まってしまいます。
結局、何らかの形でまず車を制限する。そこにいろいろなシステムを導入し、公共交通を快適にし便利なものにしていく。公共交通が便利になると、車に乗らなくてもすむようになる。
このような「良」循環に変えていく必要がありますよね。
いずれにしても、国民全体がすべての面においての環境意識をもつことが重要ですね。
車をバンバン利用しながら、環境について語るのはおかしいですね。
自分も反省しなければならないのですが、なかなか代替案が見つかりません。