ほこりに汚染物質?
1週間ほど前に新聞記事でとりあげられていました。
どうも家電製品やコンピュータのケースに使われる難燃剤が疑わしいとか。
発生源や詳しい健康影響への評価などの調査は、今後の課題ではっきりしたことはわからないそうですが、ほこりを吸いやすい幼児では、現在主要な摂取ルートと考えられている食品からのダイオキシン摂取量より、このほこりからの臭素性ダイオキシンの摂取量の方が多いとか。
それで、臭素系の難燃剤が怪しいということらしいです。
難燃剤・・・・わたしらのまわりにいっぱいあるやんか!
やっぱりなあ。怪しかったもんなあ。
クロス、カーペット、カーテン・・・住まいの中にも結構使われています。
特にクロスなんかは、量産されているメーカーものであれば、いやでも難燃剤付。
法律で難燃材料でないと使用できないことは多くあるんですが、住宅ではガスコンロを使用する最上階以外の部屋ぐらいなもの。他の部屋はいらないのに難燃剤付になってしまうことに。
安いし燃えないほうがいいやん!なんて言っていたら、こんなおまけ付になってしまいます。
私達が住まいに使われている化学物質に疑問を持ち始めたころ、いろいろな勉強会に参加する中でクロスの工場見学に行ったときのこと。
いわゆるビニールなどで作られたクロスがローラーで流されて、難燃剤の薬剤にドボンとつけられ、乾かされていく工程を見ました。その強烈な臭いにこういうものに弱い私は頭がクラクラ。気分がすごく悪くなってしまいました。説明では難燃剤は農薬と同じようなもの。そんなものにこんなふうにドボ漬けするんだということを聞きました。
それ以来よっぽど法律で制限されるケース以外は使わないようにしています。
燃えるより燃えにくい方がいいけど、燃えないけど有毒ガスだけは出るってこともありますし、こんな風にほこりに含まれて日常的に揮発してるんだとしたら、数年たったら難燃性ってどうなんの?って感じですよね。燃えないようにしてるのにそれを体に取り入れているだけなんて・・・・。
なんでもよーく考えないとだめですよね。上辺だけの性能、便利さや機能性そんなものにつられているととんでもないことになります。
宣伝や広告などは情報を得るために大事なんですが、情報を得る手段が簡単すぎます。本当のことを知るには努力が必要な感じです。
何が本質的に大切なことかそれを常に考えることを忘れてしまうととんでもないことになりそうです。
でもでも、自分で何でもつくるわけにもいかないし、お金にも限度があるし。
いやでも巻き込まれてしまう・・・・。悩みは深くなります。
とりあえずできるだけ本物の情報を得る努力をし、そういったものに囲まれている危機感を持つことで、今最大限できることを実践することが第一歩なのかなと思います。
さあ、さあ、今できること。
こまめなお掃除。
このブログ書き終わったら、私もお掃除頑張ります・・・ね。