もったいない?
昨日のブログでお話したびわこ大花火大会は台風のため延期
朝早々に、事務所のラジオで言ってました。
まあ、多くの人の安全を考えると仕方がないですね。
ところで、この同じ日、うちの地域では大型ゴミの収集日となっていました。
収集場所は、うちの事務所の目の前。
いつもながら、毎回よくこんなに多くのものが出てくるなと感心します。
前日の夜から次々と運ばれてきます。
早朝からは、目ぼしい物はないかと物色する人も次々やってきます。
大きな音を立てて収集車に飲み込まれていく物々。
どんな大きなものでもゴクゴクと飲み込まれていきます。
見ていても仕方ないんですが、なんとなくいつもその様を眺めてしまいます。
少し、虚しさを感じながら・・・・。
少し、罪を感じながら・・・。
なんとも言えない気持ちです。
家庭で不要になったものとはいえ、簡単に捨てているのではないと思います。
それぞれの家庭ではそれぞれの思いがありながらも捨てざるを得ない事情があったのだと思います。
我が家でも大型ゴミに出すときは、それなりの事情がありますもん。
使えるものは、なんとか違う形で利用できないか考えたり、利用してくれる人を探したり、できるだけの努力はしますが・・・。
それでもこんなに多くのゴミ。
もったいない、もったいない。
捨てるのは、もったいない。
でも捨てないでいるのも、使わないものを置く場所が必要だったり、メンテナンスに費用がかかったりでそれももったいない。
この多くの大型ゴミも問題ですが、わたしたちの身近で、究極の大型ゴミ・・・・
「家族の想いがいっぱい詰まった住まい」がそんな風になっていることも事実。
最小限の物で暮らせる知恵をつけること。
できるだけ長ーく使えるもの、再利用できるものを選べる知識をもつこと。
みんながそんな風になりたいものです。
あまり見たくないですよね、思い出の詰まった品々や住まいがゴミとして飲み込まれていく、こんな風景。