生ゴミ堆肥の利用先は?

三和総合設計

2006年08月13日 07:34

大津市北部、旧志賀町で家庭から出る生ゴミを堆肥化して再分配する計画が進んでいます。

家庭ごみが堆肥になり、家庭菜園に使えるようになるということでよいことづくめのようですが、家庭から出る生ゴミをすべて堆肥化すると堆肥の受け入れ先が足らないということになるそうです。
そのため、大津市では生ゴミの堆肥化を先駆的な取り組みと認めつつも回収エリアなどの拡大には慎重な姿勢のようです。

私がいつも言っているように、社会構造を根本的に変えないと無理なようですね。
農地では当たり前のように肥料を使っています。家庭から出る生ゴミからできる堆肥が余るはずはありません。
しかしながら、農業のやり方を考えるとどうしても化学肥料などに頼ってしまうのでしょうね。だから、物事を進めるためにはみんなが足並みをそろえてスタートをしないと話が進みません。
住宅においても同じです。世の中に環境問題に取り組んであられる人々は数多くおられるのですが、その方々の多くも環境に優しくないプレハブ住宅に住んでおられます。

なかなか、自分の取り組んでいる事意外はよくわからないのが実情なのでしょうね。