ホルムアルデヒドの測定 2

三和総合設計

2008年01月11日 10:48

社長宅のホルムアルデヒドの測定に続き私の賃貸アパートもホルムアルデヒドの測定をしました。

ホルムアルデヒドは無色で刺激臭があり、常温では気体です。濃度が高くなると目・鼻・喉などに対する刺激を感じるようになります。
主に建物に使われている合板や壁紙の接着剤、家具等から発生します。



私の住んでいる賃貸アパートは約築2年の新しい建物で、
シックハウスの法律が出来てから施工された建物なので、
仕上材の仕様はホルムアルデヒドの発散が5μg/?h以下のF☆☆☆☆のもの
(放散速度1μg/?hは建材1?につき1時間当たり1μgの化学物質が発散されることをいう)
が使われていますし、24時間換気もしています。

(私たちの設計しているような無垢の木を使ったり、自然素材を使ったりということは無いので、ずいぶんと印象は違いますが。。。)


また、ホルムアルデヒドを多く発散しそうな家具はなるべく置かないようにしていますので、そんなに多くなることは無いだろうと思いつつ、若干不安でした。





測定結果は。。。
社長宅と同じ0.01ppm以下でした。厚生労働省の室内濃度指針値の0.08ppmを下回っています。一安心というところでしょうか。


ホルムアルデヒドが検地されなくても、他の化学物質が発生している可能性もあります。
建物からだけでなく、化学物質の規制のされていない家具やカーテン等からも物によっては化学物質を発生するものもあります。
我が家では新しい家具があまり無いこととカーテンは麻の布を買ってきて使っている等なるべく化学物質を使ってないものを使用していることも今回の結果となった要因の一つかなと思います。

なるべく化学物質を使ってないものを使いたいと思っていますが、世の中、化学物質を使っているものがあふれています。安くて便利なものがたくさんあるようで、安心して使えるものが特殊なものとなってしまい、扱っているところが少なくて、実は不便なのではと思ったりもします。もっと暮らしやすい世の中になってほしいと思います。