耐震補強2

三和総合設計

2008年01月17日 09:42

阪神大震災から13年。
月日が経つのは早いものですね。
私たちにとって、もちろん衝撃的な出来事だったし、その後、仕事に対する考え方もやり方もかなり変わりました。

でもこの時期だけ、大きく取り上げられる雰囲気がなんとなく・・・・すっきりしない。
マスコミの影響だと思うのですが・・・・・
思い出さないよりましだろうという考え方もあるかもしれませんが。

昨日のブログ記事にもあった組合。
早速今日、新聞に折り込み広告が入ってました。
やっぱり・・・と。
この絶妙なタイミングは何なんだ?
新聞は本当に信じられるのか!?と思わざるを得ません。

他にもこの時期に便乗した商売がいっぱいあります。
どれが真っ当で、どれが儲け商売か見抜くことも難しいです。

一方で、テレビでは住宅の耐震補強が思うように進まないとのこと。
進まないわけは、はっきりしているし、飛躍的に進めるのは無理。
住まいで対応できないところは、自主防災でと取り組まれているところも多い。
でもこちらも、なかなか浸透しないようですね。
若い人は夜遅くまで働いている。お母さん方も働いておられる家が多い。
昼間家にいるのは年寄りばかり。そんな中で自分たちで火を消したり、人を助け出したりなんて無理。とりあえず避難することぐらいしかできないと。

なにかいい方法がないものかと思います。少なくとも普段から人と人の信頼できるつながりのもてる地域社会になってないと無理ですよね。
地震対策が、儲け主義の商売の種にされていてはどうにもなりませんしね。
社会の仕組みが変わらない限り無理かもしれないけど。