平城遷都1300年祭マスコット
平城遷都1300年祭マスコットついて、新聞に記載されていました。
彦根の「ひこにゃん」の大ヒットにあやかって、マスコットキャラクターを作ったのですが批判が相次いでいるそうです。
最近、奈良の現場に行った帰りに、奈良市内を通ったとき「平城遷都1300年祭」ののぼり旗などを見かけています。
その際に「ゆっち」にマスコットキャラクターの評判が悪いと聞いていました。
大仏さんに奈良の鹿の角を乗せたもので、不謹慎だという意見もあると言う話をしていました。
今日、新聞記事で見ると少し安易なデザインに思えますね。
しかも、そのデザイン料は500万円だそうです。
デザインの決定は非公開で決められたそうで、その報酬の高さとあわせて、批判が多いようです。
私たちのようにデザインを仕事にするものにとって、安い報酬を求められるのは非常につらい部分がありますが、ちゃんとした報酬をいただくということは逆に依頼者になるほどと思わせるものを提供する義務があります。
大仏さんに鹿の角をのせる。これは誰でも奈良ということを題材にしたら考えることですね。
それをプロが作るとこんなに洗練されたものになるというものを作る必要がありますね。
発注者(奈良県民)がなるほどと感じてくれるか、祭りが終わった後に効果があったかで仕事の良し悪しが問われるのでしょうね。
私は「ひこにゃん」の方が優れていると思いますが、皆さんはいかがでしょう。