今日から日銀総裁が空席

三和総合設計

2008年03月21日 07:33

日銀の執行部が20日付けで発足し、今日から、日銀総裁は空席となります。

日銀総裁が空席だということは異例なことと言われていますが、新聞のトップ記事にはなっていません(少なくとも京都新聞は)。
大変なことと言いながら、実は問題なく進むのではないでしょうか、財務省のいいなりで進めようとする人事が行なわれるため、別にいなくても事はスムーズに進むのではないでしょうか。
むしろ、与野党が合意する中で、財務省の意思とは異なる人事が進んだほうが問題は起こったりする気がします。

短期的には問題が起こったとしても、日本の将来をよく考えて日銀総裁を選ぶべきでしょう。
日銀総裁だけでなく、日本の総理大臣もいなくても関係ないような常態ですね。
道路特定財源については国交省のいいなり、期限を決めずに将来一般財源化することを検討するなどと言った提案をすること自体がばかげていますね。

今まで、いい加減な言い方、表現の仕方で国民をどれほどだましてきたでしょう。

必要な道路は一般財源化しても必要なら作ることが出来ます。
今までのように国交省の考え方だけで、無茶な使い方をすることが出来ない。天下りの組織がお金が下りてこないので困るだけでしょう。

でも、こういったことは国民が望むことではありませんか。
地方の財政が困るのは、道路と言うひも付きの補助金だからでしょう。
ひも無しの補助金なら、道路が欲しいところは道路に使う。
道路がそれほどでないところでは、道路以外に使う。
こんな普通のことが出来るようになります。

いずれにしても、3月末に一定の結論が出ますね。

改革を期待しますが、また、いい加減な結論がなされるのでしょうか。
今度いい加減な結論になれば、政治不信はよりつのり、投票に行く人はますます減ることでしょう。