住まい手への想い
今日は、先日見学会をした住まいの引渡しです。
また、ひとつ、いろんな想いのこもった住まいでの生活が始まります。
どの家にも住まい手の想いはもちろんですが、私たちを含めた職人さんたちの想いや小さなこだわりもたくさん詰まってます。
それぞれに違う形、違う想いがあり、それを見つけるのも楽しみです。
この家にも、もちろん。。。。。
建具屋さんのこだわり。
両脇の框は桧、上下の框は杉。
見た目の雰囲気が違ってきます。
閉まる時に大きな音がしないようにそっと心遣いも。
階段の手摺。
かまぼこ型に削ってあります。
見ると当り前のようになっている形状ですが、この形にするにはひと工夫が必要になります。持ちやすいようにとの大工さんのこだわり。
エアコンの配管カバーが目立たないように外壁の色で色分けしてあります。
手間がかかるので、単色で別にかまわないと思っていますが、何も言わないでも気を使って、こんな風にしてくださるととても嬉しい。
設備屋さんのこだわりです。
この他にも、設計の時、建てる時、
設計者、監督さん、大工さん、いろんな職人さんたちの
住まい手のことを考えた小さなこだわりが、
たくさん詰まっています。
だから、なんだか気持ちがいいなあと思ってもらえる住まいができるのだと思います。
これからは、「住まう」という形で住まい手の想いやこだわりの色づけがされていきます。
どんな色に変化していってくれるのか、とても楽しみです。