人事移動の季節
年度末になりました。
毎年のようにお役所では人事異動がなされます。
慣例というのか、必要なのかわかりませんが、あの大所帯を移動させるのは大変なことですね。
毎年、退職する人がいるのですから、その業務に支障をきたさないように補充をするのは必要なのでしょうけれど、一人を動かせば、ほかの人を動かさなければならない。
そのうちにあっちこっちで移動の嵐ということになるのでしょう。
私たちはお役所の方々と2種類のかかわりを持っています。
ひとつは公共工事の設計の仕事を行うために建築の技術者の方とのお付き合い。
こちらのほうは誰に担当が替わってもあまり影響はありませんが、ときたま、私こんな部署に来るのは初めてなのでよくわからないのですといった人が来ることもあります。
こんな場合は大変ですね。
もうひとつのかかわりは、地元の木を使って住まいを建てる運動でのお付き合いです。
昔は林務関係の人ばかりだったのですが、最近では建築関係の方ともお付き合いするようになって来ました。
こちらの担当の方が変わられると大変です。
行政の方にとっても、こういった部署は本業の部分とは少し違います。
近くの山の木を使って住まいを造るということが、一般の人にまだまだ理解されていないのと同様、担当の人を除けば、行政の方でも理解が薄いのが当たり前の状況です。
担当者が変わられたら、今まで積み上げてきたものがガラガラ崩れるような気がします。
今年の移動についてはまだ聞いていません。
さて、どうなるのでしょう。
そろそろ、移動にかかるエネルギーやコストの削減を考えてみる時期ではないでしょうか。
働いている職員の皆さんにもメリットはあると思いますよ。