日本のIT対応度19位
日本のIT(情報技術)対応度は世界127カ国のうち19位だそうです。
前回の調査より5ランク落としたそうです。
ランキングトップはデンマーク、2位はスウェーデン、3位はスイス、4位はアメリカ、5位はシンガポールで、お隣、韓国は前回19位から9位に躍進したそうです。
日本は個人向けブロードバンド通信のコストはトップ、企業向けの研究開発投資は3位ですが、政府部門のIT活用や経営者育成分野などの評価が低く、今回の結果となったそうです。
いかにも日本らしいですね。
優秀な大学を出た官僚が多く集まる政府機関でIT活用が進まないのはなぜでしょうか。
ITを活用すると何が良いのでしょう。すべてデータ化し、物事がはっきり分かるようになることですね。
それが今の政府機関にとっては困ることなのでしょう。
日本の大事な予算が一般会計と不明瞭な特別会計に分かれていて、その不明瞭な特別会計のほうが多額であるような国なのです。
コンピュータをフル活用し、すべてを明瞭にすればいかに無駄が省けることでしょう。
今はほとんどの家庭に電話は存在するように、どんな場合にもコンピュータは必要になる時代です。
私たちの伝統構法、伝統技能などと言っている世界も同じことです。
雰囲気で物を決めていた時代から、根拠のある住まいづくりが求められるようになります。
そのときにはコンピュータが力を発揮するでしょう。
コンピュータというのは決まりごとを高速に処理する能力に優れています。
そのコンピュータに振り回されずに、活かしながらその能力を活用する。そんなことがどんな場合にも必要となってきます。
世界のランキングはどうでも良いことですが、個人が家庭でホームページ閲覧を楽しむだけでなく、日本の中枢でちゃんとした使い方がされるようになって欲しいものですね。