オーストラリアまで往復25000円

三和総合設計

2008年04月19日 08:19

今朝の新聞の広告にオーストラリアまでの往復航空運賃が25000円〜というのがありました。

4月24日までの販売期間だそうですが、驚くほどの値段ですね。
東京へ行くより安い。

でも、下のほうに見にくい文字で空港施設使用料、現地空港税、燃油特別付加運賃が別途必要になりますと書いてあります。
別途費用は3万円弱。これって、得意の誇大広告ではないでしょうか。

別途費用は往復で3万円弱なのか、片道ごとにかかるのか。
もし、往復の費用だとしても、必要な費用よりも多い別途費用がかかることを見やすく書かないなんてどういうことでしょう。

でも、それでも安いには違いありませんが、そんな会社は不誠実な会社だと思わないのでしょうか。

住宅の世界でも同じことがありますね。
ハウスメーカーの坪単価はほとんどが建物本体価格と称して、さまざまな費用が最初の広告などには記載されていません。
もちろん敷地の大きさによって多少の違いが出る部分があるのですが、どう考えても不当表示としか思えません。

安さを売り物にしているTホームも坪25万円ぐらいの呼び込みですが、最後は倍ぐらいかかるそうですが、こちらも上記の航空運賃と同じで、それでも安いということで、注文する人も多くあるのでしょう。

そういった商売のやり方が不誠実だと思わないのでしょうか。
安けりゃ何でも良いと言うことの度が過ぎると、大変なことが起こる可能性があります。

住まいは一生住むもの、飛行機は事故が起こるととんでもない事故になること。
そんなことを考えると、安い、早いを売り物にするのはいかがなものでしょうか。

今朝のテレビ番組では逆にシンガポールまでの運賃が72万円というスウィートクラスの座席が紹介されていました。
ベットにもなるようです。
また、ここまで行くとキチガイ沙汰ですね。

そんな金があるのなら、福祉にでも寄付してくださいよ。

普通の人が普通の生活を行なえる社会。
それが欲しいのです。