製材所さんの無垢板展示場

三和総合設計

2008年05月26日 09:39

昨日は、知り合いの製材所さん「伊藤源」さんが、無垢天板展示場をオープンされるということで、伺いました。




びわこ里山「別荘工房」と名づけられて、昨日がオープニングイベント。
私たちと一緒に、地域材利用のためにいろんな活動もされていて、「大津の森の木で家を建てよう!プロジェクト」のメンバーでもあります。

ご自身も木材の燻煙乾燥に早くから取り組まれたり、地域材のストックに力を入れたり・・・・

今回もジッと待っていてはどうにもならん!と思われたのでしょうね。
一般の方が製材所に足を運ぶことは、よっぽどの方でないと無理ですし、
私たちもいい木があるよーと言われても、材木置場に埋もれていると見つけにくいし、わかりにくい。
一般の方々にも、プロにもオープンにわかりやすいように見られる場があると有難いです。
欲しい!という気持も実際に見るとそそられますし(笑)




店には、大きな板がいくつも並んでいました。

神代けやきがあったり、栃の板が並んでいたり



主人は物色中・・・・ 




この杉のテーブル安い

製材所が製材所としてだけ真面目に存在していても、やっていけない世の中になってきました。
製材所としての役割や得意としているところを きちんとアピールしていかないと理解されにくいです。
また、真面目に地道に取り組んでいることも理解してもらう行動をしていかないと・・・・・

生活の場から、木の存在が希薄になった今となっては、暮らしの中で、知らず知らずに木を扱う生業を学んでいくことは無理です。
山の仕事も、製材の仕事も、職人の仕事も、生活に場から遠い存在です。
少しでも自分にできることから、アピールして知ってもらうころから始めないといけないですよね。

「大津の森の木で家を建てよう!プロジェクト」の活動も同じです。
メンバーのこういった場を利用させていただきながら、この活動もアピールしていけるといいですね。

いずれにしても、小さな力でアピールするということは大変なことです。
小さな力を結集して、一生懸命やって・・・・
大企業のようにテレビや新聞で大々的に広告すれば、爆発的な反応もあるのでしょうが・・・・。
地域の中小企業がやれることは、知恵と骨身を削ってやること。
それだけに一歩を踏み出すのは大変なエネルギーがいります。
少しでもその力になれるように、私たちも応援し、頑張っていかなければと思います。

この場所は、当面は、土日だけのオープンだそうです。
お店には、しっかり、端材工房のテープカッターも並べてもらいましたよー

近くには棚田の風景が広がっています。
大きな無垢板が欲しい方は、ご一報を。