強靭な心と体

三和総合設計

2008年06月18日 09:35

体調がすぐれない今日この頃。
こんな時に大きな地震がおこったら・・・・・

テレビで映し出される被災された方々の様子をみると、みなさんの心の中はどんなだろうと考えてしまいます。
若い方でも無気力になり、何をする気にもなれないとおっしゃっています。
お年を召した方々は、もっとつらい思いをされているんでしょうね。

体も思うように動かない中での避難生活は、想像以上に心の負担を背負っておられると思います。

若いときなら、少なくとも体は自由になります。頭の中のイメージとほぼ変わらない状況で動くことができます。
お年寄りは大変だということは頭の中ではわかっていましたが、やはり頭の中でのことだったなあと最近つくづく思います。

年をとってくると、普通の日常生活でも、微妙に少しずつ動きがゆっくりになっています。
若いときに済ませられた家事時間が少しずつ延びてきて、
これくらいの時間でできると思っていたことが、終えなくなって、だんだん時間にずれが起こってきます。
本当にあれ?って言う感じです。分刻みの生活を長い間続けていたから感じることかもしれませんが・・・・。

もうひとつ、やる気の変化。
若いときは嫌でもやらなければいけないことはやれたんです。
きっと前向きな気力があったからでしょうね。
でも、最近はやらなければいけないことばかり考えて体はなかなか動かない。
動き出すまで時間がかかるし、嫌なことなら尚更動き出せない。

時間のことも、気力のなさも、体力のなさがより一層拍車をかけているのかもしれません。すぐにしんどくなりますからね。。。。。

こんな状況のなか、今回のような震災に見舞われたら・・・・・

建物の耐震性を高めること。
建物の中では、家具などの地震対策をしておくこと。
いざというときにすばやく避難できるように対応しておくこと。
避難時の生活を考えて、水や食料対策をしておくこと。

このようなことは、あたり前のように言われていることですが、

いざというときに行動を起こせる体力づくり。
最悪の状況にも耐えられ対処できる精神力、前向きな気力を持てる心づくり。

これもとても大切な気がします。
便利な世の中にどっぷりつかっていると、年を重ねるにつれて、生きる為に大切なこの部分が退化していっているような気がします。

普段の生活から見直していかないと、自然の力に本当に押しつぶされてしまいそうです。