6月で住宅が危機に?

三和総合設計

2009年06月15日 09:47

もうすぐボーナスシーズン。
といっても、この不景気でボーナスも大幅にカットの企業も多いようですね。
大幅カットだけなら、まだしも無し!という中小企業も多いだろうとのことです。

今年は、中小企業の5割がボーナスなし。10人以下の中小企業は7割がなしだろうと言われているそうです。

ボーナスなんてものとは、ほぼ無縁状態の業界の中で長年仕事をしている私にとっては、何を今さら・・・と思ってしまいます。
このシーズンはいつも他人事のように聞いていました。

世の中は、ボーナスが減る!とか無し!とかだとかなり大騒ぎになりますよね。
どれだけ、多くの人がボーナスをあてにした生活をしてるのか・・・・。

私たちの仕事に関係するところでは、住宅ローン。
ローンの組み方は、それぞれの都合で選択されていると思います。

住宅を買うという感覚の方の中には、売る側におまかせしてしまっている方も多いかもしれません。

その住宅ローンの支払いが、できなくなるケースがこの6月で一気に増えるのではないかということです。
月々の返済額は家賃より安い、それなら日々の生活にも困らない。
ボーナス時期に返済額がちょっと多くてもなんとかなるやろ。
そんな感じで契約されている方が多いようですね。

ボーナスあるのが当たり前。そんな感じだったのでしょう。
そのボーナスが無い!となると大変です。ボーナス時期の返済も半端な額ではありませんからね。

いつもマンションや建売住宅の毎月の返済額の少なさを強調している宣伝広告を見て、危惧していました。
ボーナスがない私たちにとっては、考えられない返済計画でしたからね。
ボーナス払いのマジック!?なんて、見てましたけど。

住宅ローンが返せなくて、住宅を手放す。そんなケースが増えるんでしょうか。
しかも多くは、寿命が25~30年程度の住まい。
中古住宅としての価値は?
リフォームできるような住まい?
また壊されるのでしょうか。
せめて、寿命の長い住まいなら・・・・

住まいを手に入れるのなら、そのときの自分たち家族の生活や経済状況ももちろんですが、長いスパンで冷静にしっかり考えなければなりませんよね。
家族の生活はどう変わるのか。
経済状況はどう変わるか。社会情勢が悪くなっても対応できるか。
住まいの寿命は?
自分の住まいが社会や環境にどんな影響を与えるのか。(ここまで考える人はいないかもしれませんが、大事なことだと思います)

まずは、ボーナス中心の生活からの脱却ですね。

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