早朝、鳥のさえずりではなく、番犬壱の甲高い散歩コールの鳴き声に起こされてしまいました。
ちょっとつらい日曜日の朝の始まりでした。。。。
朝から、檀家一斉墓掃除に行って参りました。
うちのお墓は山のふもと。
坂道を歩いていきます。
結構急なので、お墓に着く頃には息切れ状態になります。
掃除を始めうると、もう、汗だくです。
墓掃除なので、お年寄り率が高い。
みなさん元気やわー
腰が痛い、足が痛いと言いつつ、坂道を登って来られ、律儀に参加されます。
お掃除もこまめにちっちゃな草も一生懸命抜いておられます。
見習わなければいけません。
それでも、年々顔ぶれが微妙に変化しています。
年3回のお掃除で、あそこのおばあちゃんはまだ元気やなとか、来られないと病気なんかなとか。。。。
あまり見かけないお顔だなと思うと、次の世代にバトンタッチされていたり。
いろいろな噂話で、同じ在所だった方々の様子が伺えます。
いろいろ教えてくださったり、お世話してくださった方々の中で、
亡くなった方がおられると、ちょっと寂しく思うことも。
ちょい田舎にお嫁に来て、義母から「誰でもいいから出会った人には、挨拶しときやー。自分が知らなくても向こうはよく知ったはるからなー」と言われ、とりあえず実践。
そしたら、私のことも覚えてもらい、私もどこのどなたかが少しづつわかってきたのを思い出します。
(未だに、顔は知ってて話もするけど名前はわからない方もいますが・・・・)
私もそこそこの年になってきました。
少し先輩のお嫁さんたちから、「うちのお嫁さんがねー・・・・・」と話される会話を耳にすると、
へぇーみんなそんな年にならはったんやなー。ちょっと前まで若嫁さんだったのに・・・・。と妙な気持ちになります。
一斉墓掃除も在所の人たちとの関わり合いも面倒と思ってしまえばそれまでですが、
なんとなく、いろんな世代の移り変わりを垣間見えるのも悪くはないなぁと思います。
引っ越して、この在所からは少し離れましたが、
元気にやったはるかー?
みなさん、元気かー?
と気軽に声をかけてくださるのは、うれしいもんです。
帰るときには、腰の曲がったおばあちゃんたちが、
暑いのにご苦労さんやったなー
と声をかけてくださる。こっちが言わなければならないのに・・・・。
みんないつまでも元気でいてくださるといいな。
毎回、墓掃除に思います。
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